2/14(日)晴れ
昨夜、久しぶりに大きな地震がありました。
その日は夜勤明けで朝方帰宅し、一眠りしたあと夕方に起床。しばしネットサーフィン(死語?)したあと、時差ボケ調整と疲労回復のために再びベッドに入ってウトウトしていました。
そこへあの強烈な揺れに見舞われました。初めはすぐ収まるかな?と思い、ベッドの中でうずくまっていましたが、一向に揺れが収まる気配はなし。な、長い...(;゚Д゚)
仕方なく起きて、部屋に閉じ込められないよう居間のドアを開けて固定しました。あとはもうなすがままで、壁際に身を寄せて立っているのがやっと。正にまな板の上の鯉状態。正直、縦揺れだとか横揺れだなんて分かりませんでした。
幸い被害は無く、棚から軽いものが数個落ちた程度で、10年前の3.11の時のようにガスの元栓が自動で止まる事もありませんでした。
やがて揺れが治まってから、離れて暮らす家族とメールで安否確認。同じ都内なので問題なし。再びベッドに入ってぼんやりニュースを眺めながら、かすかな余震を感じつつ眠りに落ちました。会社の事なんて一瞬もアタマをよぎりませんでしたねw
改めて自然の恐ろしさを感じるとともに、自分の非力さを痛感しました。あんな揺れに見舞われたらどうする事もできません。出来る事と言えば、普段から備蓄や避難セットを準備しておいたり、体を鍛えておく事でしょうか。やはり、今回のような災害が関東を直撃したら最後にものを言うのは運だったり、体力になるのではないかと思いました。
昨年12月、また一つ歳を重ねました。だからというわけではありませんが、12月からランニングを開始しました。コロナ禍でそれまで通っていた市営のジムやプールが利用しにくくなり、否応無しに自宅でのトレーニングを余儀なくされたためです。
体力の衰えが実感されるようになり、このままではマズいと思い、週一で近所の体育施設の外周をぐるぐる走り始めました。なまった体のままでいたなら、もし今回のような地震が直下型で発生した場合、避難するのも苦労するだろうと思ったからです。常々そんな危機感があります。
ランニングを開始して今月で3ヶ月目に入り、ようやくフォームが安定してきたように思います。ここまで来るまでには決して順風満帆とは言えませんでした。開始直後はヒザの痛みとの格闘がありました。それまでやっていなかった事をいきなりやるわけだから当然といえば当然。
今はようやく痛みが引いて足腰が安定してきた段階です。とは言っても、まだ一般のランナーのように颯爽と走れているわけではなく、走ったり歩いたりを繰り返すインターバル走をひたすら繰り返しています。心肺機能がまだまだです。
本当は運動はあまり好きではありませんw 運動神経も良くないです。あくまでも生き延びるための手段として、必要に迫られてやっています。
競技のように誰かと競ったりする必要もなく、ライバルというか、目標は昨日までの自分。今までの自分から少しでも成長できていればそれで良い。
実際、ストレッチなどして体を動かすのは気持ちがいいです。血行も良くなり、冬でも体の芯まで冷えるような感覚はありません。脳も活性化されるようで必要以上に考え過ぎて落ち込むような事もなくなります。
いつかは関東にも来るであろう、直下型大地震。こうして鍛える事によって少しでも生き延びる確率を上げられればと思っています。もちろん地震など起きなければそれに越した事はありませんけどね。