5/4(水)晴れ みどりの日
7時過ぎに起床。昨夜の入浴効果か、いくぶん体が軽く感じられる。
ベッドから抜け出して、ぼーっとテレビを見る。相変わらず知床観光船事故やウクライナ情勢について報じている。また、数年ぶりに制限なしのゴールデンウイークということで、高速の渋滞情報もひんぱんに流れていた。
徐々にかつての生活が戻りつつあるようだ。渋滞、行楽地の混雑、すし詰めの満員電車も復活するのか。会社の飲み会も復活するだろうし、何だか複雑な思い。別にコロナ禍で廃れた慣習まで復活しなくても...。
そうこうしているうちに出かける時間。イタリア映画祭最終日ということで、身支度を整え家を出る。またまた渋谷へ。昨日よりも気持ち気温が高いようなので半袖シャツで出かける。この時期は本当に爽やかで大好きだ。
本日鑑賞したのは「キアラへ」。
本日1本目、10:15~「キアラへ」。
— イタリア映画祭2022【公式】 (@italianfilmfes) 2022年5月3日
平穏に暮らしていた15歳の少女が、忽然と姿を消した父を捜すうちに現れてくる厳しい現実に立ち向かいます。
監督は、マーティン・スコセッシも注目したジョナス・カルピニャーノ(「チャンブラにて」)。
オンライン上映はありません。https://t.co/JTe6TxHhhz pic.twitter.com/4um0jzmEC3
上映直前に、主演女優のスワミ・ロートロさんがイタリアのアカデミー賞こと、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主演女優賞を受賞した事を知りたまげた。ベテランを押しのけ、まだ十代でしかも素人だというのだから。
肝心の映画ももちろん良かった。イタリアという国の、知られざる負の側面をまざまざと見せつけられた思い。それでもラスト、最終的に彼女が下した決断に救われる。派手な演出などはないものの、この映画もまたずしりと心に残る物語だった。ハリウッド映画にはないこの感覚。何と言うか深みがあるというか、心理描写が丹念なのだろうと感じる。
本日で東京でのイタリア映画祭は終了。また来年まで生き延びて、素晴らしい映画を堪能したいものだ。映画が終わってちょうどお昼過ぎ。飲まず喰わずで出てきたので腹ぺこだった。真っすぐ家に帰ってちゃちゃっと料理を作って食べる。
満腹になると、また体がだるくなってくる。そのままベッドへダウン。少し行動しただけでどっと疲れが押し寄せる。一体私の体はどうなってしまったのだろうか...。
そのまま夕方までベッドでごろごろ。何もやる気が湧いてこない。花粉で相変わらず鼻がムズムズ、喉もイガイガして不快。
そんなこんなで結局、うだうだ過ごして終わる。このブログを書くだけで精一杯。なんだかな〜。