みけもふ日記 <備えあれば迷いなし>

経済的独立を目指し試行錯誤するブログ

NISA口座で損切り

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11/28(日)晴れ

 

2017年に開設したNISA口座が5年間の非課税期間を終えるのに伴い、NISA口座で買い付けていた個別株を売却しました。結果は以下の通りです。

 

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対象は初めての個別株チャレンジで投資した2銘柄。しっかりマイナスで終わりました。

5年もあれば...と思いましたが、結局救われませんでした。

 

銘柄選定やタイミングの問題も大いにあったと思います。個別株投資の難しさを改めて思い知らされました。大して調べもしないで投資したのだから当然といえば当然ですね。しっかり養分としての役目を果たしましたw まあ、ちょっとした勉強代だったと思う事にしています。

 

特定口座での保有であれば大した保有額でもないので、このまま保有していたと思いますが、ここがNISA口座のややこしいところ。非課税期間終了後は、含み損が確定された状態で課税口座に払い出されます。それだけでなく、課税口座移管後に株価が上昇した場合は売却時に税金がかかります。

 

このように保有していてもいい事はないし、年末までに5年前に買い付けた株価まで上昇する見込みはないのでさっさと売却しました。善は急げってことで。

 

このような決断に至った理由としては、5年間の運用期間中に受け取った配当金総額が今回の損を上回っていること、NISA口座で主力で保有しているTOPIX連動型のETFで約34%の含み益があることです。トータルで見て運用成績がマイナスにならないことが決め手でした。

 

これまでに確定した損益を計算すると以下のようになります。

(12月にも配当金が入りますが、微々たるものなのでそう大差はありません)

 

●5年間NISA口座で受け取った配当金総額 ¥116,912

●今回NISA口座で損切りした金額 −¥43,780

●NISA口座損益 ¥73,132(+保有中のETF含み益約¥360,000)

保有中のETFは幸い利益が出ているので、ロールオーバーせず特定口座に払い出します。売却せず保有を続けます。

 

もともと銀行の定期預金より稼ぐ事ができれば「御の字」と思って始めた投資です。同じお金でも5年間銀行に預けた場合に比べたら、立派な成績ではないかと感じています。ましてや初めて開設した証券口座でのことですから感慨深いものがありますね。

 

5年間の歩みを振り返ってみると、やはり個別株投資は難易度が高いです。もしこれから投資を始める方にアドバイスをするなら、インデックスファンドをおすすめします。

 

たまたま相場環境が良かったのもあるかもしれませんが、2017年以降も相場の乱高下はあったわけで、その中でも一定の成果を得られたことは今後も運用を継続するうえで自信につながりました。5年間の投資経験はムダではなかったようです。

 

無論、生涯をかけての長期投資を目標にしているので、5年間というのは通過点に過ぎません。今回の損切りを通じ、これまでの5年間を総括できたのはある意味良かったと思いました。損切りしてリターンも向上し、年末年始に向けてスッキリしました。