9/26(日)曇り時々雨
実家で飼っていた猫が亡くなりました。享年12才。
その愛くるしい姿から、当ブログのプロフィール名やアイキャッチ画像のモデルにしていました。
亡くなった当初はあまり実感が湧きませんでしたが、火葬まで済ませひとまず落ち着いたところで「本当に旅立ってしまったんだなぁ...」という思いが徐々に強くなっています。
死因は難病に罹ったことによるものです。病にさえ罹らなければまだまだ生きられたはずなのに。出来る限りのことは協力してきましたが、最後は手の施しようがなく、闘病の末苦しんで旅立ちました。
もっと自分に出来る事はなかったのか、自問自答してしまいます。せめて最後は苦しまずに逝かせる事はできなかったのか...。まだ気持ちの整理がつきません。
こればかりはいくらお金があってもどうしようもないですね。そういう意味では人の死も同じだと思いました。いくらカネを積んでもどうしようもない事がある。
生まれてきた者はいつか必ず死ぬ。その原因がどのようなものになるかは全く分からないけど。当たり前の事ですが、こうして現実として突き付けられると改めて考えざるを得なくなります。
今こうして生きていることも決して当たり前のことではないんですよね。3.11の時にも痛感した事です。一寸先は闇。この先どうなるかなんて全く分からない。そう考えたら、今現在生きているこの一瞬一瞬がとても大事なことのように思われてきます。
生きていると本当に嫌になったり、うんざりする事がありますが、今回のペットの死を通じて「もっとしっかり生きなきゃいけないな」「生きてるだけで丸儲け」との思いがふつふつと湧きあがってくるのを感じています。