29日、お笑いタレントの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなりました。20日に緊急入院後、21日時点ですでに意識は無くなっていたそうです。23日に陽性が判明してから亡くなるまでわずか6日間。新型コロナウイルスの猛威をまざまざと見せつけられた思いです。
志村けんさんの思い出といえば、物心ついた頃にはすでにドリフターズで活躍していました。あのヒゲダンスは今でも脳裏に焼き付いています。独特のBGM「ヒゲのテーマ」も実に印象的でした。その後自分が成長するにつれ、徐々に興味は薄れていきましたが、常にバラエティの最前線で活躍していた姿が思い出されます。そのせいかどこか身近な存在にも感じていました。ここだけの話し、ちょっと似ていると言われた事もありますw
それはともかく、訃報を知ったのは仕事中。Teamsのチャットで別の部署で働く気の合う社員から情報がもたらされました。初めは何かの冗談だろうと思ってヤフーをみたら本当でした。正直、愕然としました。本当に信じられませんでした。一時は快方に向かっているというようなニュースも見たはずなのに...。帰宅して報道番組を見ていると昔のインタビューで「人を笑顔にすること、笑いで人の笑顔を見るのが好きだ」というような事を仰っていました。全く同感です。
今回の訃報を受け、帰宅途中の電車内でふと3.11の時にも感じた恐怖心を覚えました。体の底から震えるような恐怖心。激しく荒れ狂う地面になす術も無くただデスクの下に潜り込んで身を縮めていたあの時の恐怖心。出し抜けに訃報を聞いて、改めて今回の新型コロナウイルスにも同じような恐怖を感じました。
もちろん恐怖心を煽るつもりはありません。感じ方は人それぞれだと思います。
自分に何が出来るんだろう。ウイルスが蔓延している状況でどう生きていけばいいんだろう。かつて経験したことのない世界が広がっています。難しい局面に入ったと感じます。
