みけもふ日記 <備えあれば迷いなし>

経済的独立を目指し試行錯誤するブログ

【配当収入】2023年3月 新日本電工(5563)

3/31(金)晴れ時々曇り

 

本日、新日本電工(5563)より期末配当金が入金されました。

1株あたり配当金 9円(前年同月比-3円)

 

同年前月比では3円のマイナスとなっていますが、通期では17円(中間8円、期末9円)で、昨年の16円(中間8円、期末8円)から1円の増配となっています。

 

2022年の業績は増収増益で、2015年のグループ発足以来、最高の利益水準になったということです。

 

セグメント別では、売上高構成比の73.5%を占める合金鉄事業が好調で業績を押し上げたようです。

 

2023年12月期の業績予想は、減収減益の見込みです。まあ前期が良過ぎたんですね〜。

 

このような合金鉄事業頼みの業容から一刻も早く転換して頂き、自動車の電動化の波に乗って、予てから注目していた機能材料事業が花開いて欲しいものです。

 

最後に「なんか配当金多い気がするな〜」と思って計算してみたところ、簿価ベースから見た配当利回りは6.8%でした。一見、JT並みの配当利回りでウハウハといきたいところですが、これは一時的なものに過ぎません。

 

2019年には大赤字を叩き出し、無配に陥るだけでなく株価も暴落しました。ほどなくしてコロナ禍によって業績の低迷も続き、なす術も無く塩漬けにしていました。

 

市況に振り回され、とにかく浮き沈みが激しいのが玉に瑕。高配当だからといって浮かれてばかりもいられないのが、この銘柄の実情です。

 

まだ好調を維持しているうちに売却するか、それともこのまま保有を続け、機能材料事業が想定以上に育っていくのを見守るか?悩みが尽きません...。