みけもふ日記 <備えあれば迷いなし>

経済的独立を目指し試行錯誤するブログ

「債券」vs「高配当株」

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ポートフォリオに下落耐性を付けようと思い債券投資を考えていました。

そのような折、楽天証券トウシルで以下の記事を拝見しました。

筆者は楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジストの窪田真之氏です。

 

media.rakuten-sec.net

タイトルだけを見ると高配当株推しの記事にしか見えませんが、中身を良く読むと実に興味深いことが書いてありました。現状を踏まえて債券投資についての判断が述べられています。以下引用です。

 

資産形成をはかるには、「外国株・日本株・外国債券・国内債券の4資産に分散・長期投資すれば良い」がかつての資産運用の常識でした。ところが、その常識が通用しない時代が始まりつつあります。国内債券は、長期金利(10年新発国債利回り)がゼロ近辺に固定されているので、投資する価値がありません。国内債券は、分散投資対象から除外すべきと考えます。

 ところが、日本の投資家に、「リスクが高いときは株への投資比率を下げて、債券への投資比率を上げるべき」という、ステレオタイプの思い込みがあります。金融機関など機関投資家は、新型肺炎などリスクを高める材料が出ると、日本株を売って、国内債券を買おうとします。

 ただし、国内債券には、金利がほとんどありません。そこで、低下する金利収入を補うために、低信用債(ジャンクボンド)を組み入れる動きが、金融機関に広がっています。これは、危険な兆候と見ています。

 

これまでの常識が通用しない時代が始まりつつある事、金利はほぼ無いも同然のため投資価値も無い事、そして極めつけは金融機関にジャンクボンドを組み入れる動きが広がっている事。金融機関の動きについての指摘は私のような素人では知り得ない非常に有用な情報だと思いました。

 

では何に投資する価値があるのか?についてはリンク先の記事を参照して頂きたいと思います。少なくとも私にとっては債券投資を見送ろうという判断になりました。更にリスクを増やす事はないだろうと思ったので。常日頃から個人投資家にとって有益な情報を発信して頂いている窪田氏には感謝しかありません。今後も投資行動の参考にしていきたいと思います。もちろん投資は自己責任。自分の置かれた状況や資産状況と相談し、アタマを使って楽しみつつ堅実に資産形成に取り組んでいきたいと思います。

 

ま、大した資産もありませんがちょこっとだけでも増やさせてくださいw

お願いします!(誰に?)