みけもふ日記 <備えあれば迷いなし>

経済的独立を目指し試行錯誤するブログ

Ry Cooder Always Lift Him Up / Kanaka Wai Wai(いつも優しく)

相場が荒れていますが、こんな時は何も出来ません。どうしようもありません。

だから好きな音楽でも聴いてリラックスするに限ります。

 

というわけで本日ご紹介するのはアメリカのミュージシャン、ライ・クーダーさんです。ルーツミュージック界の大御所で、スライドギターの名手でもあり、70歳を過ぎた現在でも実に味わい深い作品を生み出し活動を続けておられます。

ja.wikipedia.org

まさに珠玉の名曲。

www.youtube.com

ご紹介した曲は1976年に発表された「Chicken Skin Music」というアルバムの中に収められた「Always Lift Him Up / Kanaka Wai Wai(いつも優しく)」という曲です。一聴してこのアルバムの中で最高の楽曲だと感じました。

 

Chicken Skin Music

Chicken Skin Music

  • アーティスト:Cooder, Ry
  • 発売日: 1994/10/19
  • メディア: CD
 

 

歌詞と対訳については以下のブログを参考にさせて頂きました。この楽曲についての考察も深く掘り下げて解説されており、とても勉強になりました。有り難うございます。

一緒に歌える 洋楽ブログ (FC2) 309. Always Lift Him Up いつも優しく

 

こんなに歌詞と楽曲がマッチした作品も中々ないと思います。こんなにも優しい歌詞を読むと、荒れ相場に辟易とした気分が朗らかなものに変わってきます。心が洗われる思いです。やっぱり心に沁みるんですよね、ブルースやカントリーとかゴスペルは。日頃はメタルとかハードロックを中心に聴いていますが、そのような音楽が成立してきた背景や歴史を探っていくと避けては通れないものがあると実感します。ルーツ、根っこは同じなんだと思います。

 

原曲はアルフレッド・リードアメリカ人で盲目のヴァイオリニストです。

ブラインド・アルフレッド・リード Blind Alfred Reed / ラジカル・ビスケット

 

オリジナル曲もyoutubeで聴く事が出来ますが、だいぶアレンジが異なります。

1920年〜30年代に活動していた方なので無理もないと思います。現在ではトラディショナルな部類にジャンル分けされるようです。このような曲を40年以上も前に聴きやすく消化して作品に昇華できるライクーダーさんの才能も並大抵ではないと思います。

 

今後もライクーダーさんの作品を遡って聴いていきたいと改めて思いました。