あらかじめ分かっていたことですが、23時に帰宅しました。
軽めの食事をとってシャワーを浴びればあっと言う間に日付が変わる。このような時間帯に帰宅しても趣味などに時間を割く余裕もなく。
先日の3連休のように、たまにまとまった休みが取れてもやりたい事は山ほどあれど、色々動いているうちに何を優先すべきか分からなくなってしまう。あれもこれも詰め込み過ぎてどれも中途半端に終わってしまう。で、また日々仕事に忙殺される日々に逆戻り。つくづく雑な日々を過ごしていると思う。もっと丁寧に日々を過ごしてみたい。
この忙しない日々に唯一の慰めとなっているのが音楽だ。
音楽といっても相変わらず洋楽中心で具体的には、メタルとかハードロックw
これは高校生時代から変わらない趣味。しばらく遠ざかっていた時期もあったが、徐々に仕事が落ち着いてくるとともに、数年前からダウンロード中心で聴き漁るように。
高校生当時はお金に余裕も無かったので、あまり幅広く聴く事が出来なかった。
その反動のせいか、当時リアルタイムで気にはなっていたけど、手が回らなかったバンドを中心にダウンロードしている。価格もCDより安いし、何より物理的にかさばらないのが最大のメリット。欠点としては歌詞・対訳が無い事くらいか。
先日もまた一点ダウンロードしました。
知る人ぞ知るバンド?Great White。2009年の作品で、アルバム名はRising。
有名な初期の2枚も聴いてきたが、本作ではいい感じで力の抜けた感があり、聴いていてとても心地よい。このアルバムで真っ先に心に響いてきたのが3曲目の「I DON'T MIND」。決して派手ではなく、かといってポップにもなりきれず、切なさの中にもどこか乾いた明るさを湛えた曲。これはアメリカのバンド特有のものだと思う。このバンドの根底にあるのは付け焼き刃ではない「ブルースフィーリング」。高校生当時の自分にはずいぶん地味に感じられたものだが、歳を経て改めて聴き進めてみると実に味わい深く心に沁みてくる。今夜はこのアルバムを聴きながら眠ることにしよう。そしてしばらくは通勤の憂鬱をやわらげてくれることだろう。